【家守えだまま】ベビーからおばぁちゃんまで集える場所「ソウカゾク」


こんにちは。
ベビーサイン教室クーチークーの山口和美です。

突然ですがシルバーウィークの中日、
皆さん何をされていましたか。
私は、【そうか 実践!家守塾】に参加してきました。
3ビズ(私達の三万円ビジネス)の受講仲間5人で、
チームを組んで申し込みました。

さてこの家守塾では何をするのか!?

『リノベーションまちづくり』について学び、
実際に物件や周辺をリサーチして、
エリア選定やビジネスプランを提案します。
『現代版家守』の疑似体験です。

では『現代版家守』とは!?

中心市街地の空いている不動産を、
最小限の投資でよみがえらせて、
事業者を集めて『まち』を再生する
というお仕事です。

http://www.soka-fusasara.net/report/detail/report_id/1770/

今回は検討する物件が二つ(市の土地、民間の建物)用意されていて、
どちらも魅力的でしたが、
今回私達は神明町の物件(建物)を選びました。

草加駅東口から10分くらい歩くと、
今回対象となる物件が見えてきます。
市役所通りに存在する、
歴史ある建物&酒屋(問屋)さんです。

この通りには、昔ながらのお店も多く、
風情があります。
しかし駅から少し離れているので、
用事がないとなかなか足を踏み入れないような
地域になっています。

私もお祭りや街グルの時や、
近くのマンションに住む友人宅にお邪魔した時くらいしか歩いたことがない
あまり馴染みのない道です。

オーナーさんから、
先代がされてきた商売についてや、
近郊の様子の変遷をお伺いしました。
とても興味深く、メモを取りながら、
お話をお聞きしました。

一つ興味深いお話を伺いました。
以前は東京駅の方までバス30分で行けて、
そのバス停が神明町にあったということです。
そんなことから、この神明町付近は、
街のにぎわいの中心になっていたそうです。

東武鉄道(現在のスカイツリーライン)ができて、
まちの中心が駅周辺に移ってしまったとここと。

その話をお聞きして、せっかく素敵な道と建物があるのに、
人通りが少ないのはもったいないと素直に思いました。

少し足を伸ばすと公園や川沿いの遊歩道など観光の要素もあり、
この物件がまちの拠点となるような提案をしたい!と、
私たちは考えました。

討議の結果、テーマは、
『ソウカゾク~多世代交流のできる場』にしました。
赤ちゃんから高齢者までが集える場所を提供するというプランです。

この場所に集う人々が、
まるで家族のような暖かい関係を築いていってほしい。
そんな想いから考えました。

草加市では町会加入者が6割くらいらしく、
地域のコミュニティーの繋がりが弱いという現状があるそうです。

マンションが増えて住居者が増えていても、
昔から住む住居者との接点が少なく、
新・旧住民の交流の場があまりないということも
市の抱えてる問題の一つだそうです。

この『ソウカゾク』の企画で、
自分達がワクワクするビジネス(3ビス)をするだけでなく、
市の課題も解決していきたい!と思いました。

そこで皆で考えたビジネスプランは、
下記3つです。

■起業ママ向けの
託児付きマンスリー・シェアオフィス
生産者の顔が見える野菜を使ったランチ
を提供しているこだわりカフェ
■地域の子供連れの家族が気兼ねなく集えて、
仕事帰りの子育てパパもふらっと立ち寄れる
暖かい雰囲気のおばんざいや(居酒屋)

具体的なビジネスプランは、
また何かの機会でご紹介しますが、
私たちはこの3つを掘り下げて、
公開プレゼンテーションで発表させていただきました。

物件調査と講義受講のあと、
エリア設定・ビジネスプラン・収支計画の討議、
そしてプレゼン資料作りをします。

しかも事前課題(書籍熟読・動画視聴・市の資料確認)を踏まえないといけません。

全てたった2日(実質半日)でするというのは
特に小さい子供を持つ母親&主婦の私たちには、
かなりハードなものでした!

でも、チームの皆の家族の協力を得て、
なんとかしようと試行錯誤して臨みました。

初日のプレゼンでは意見が固まらないまま発表することになった反省をもとに、

翌日は講義時間の前(午前中)に任意で集まり、
シナリオ作成・図面(パース)作成・プレゼン資料作成を
手分けして集中して行いました。

はじめは少し遠慮がちなところもあった5人ですが、
プレゼン直前には意見をぶつけあって、
全く遠慮してる余裕もなく(^^;)
熱い討議のあとは、
集中して無言で分業してました(笑)

そして最後のプレゼン!

全部で4チームあるのですが、
チームの皆さんは、
地域で専門的に活躍している重要な方々ばかり。

私の好きなパンケーキ屋さん&3ビズ会場の
コンバーションのオーナーさん。

数年前からちょくちょく足を運んでいる
お野菜が素材の甘味で美味しいチャヴィペルトのオーナーさん。

優秀な獨協大学生や、地域のネジ屋さん。

大学の先生率いる、各分野のプロの方々。


その上、オブザーバー席を見渡すと、
副市長、事業オーナー、職員の方々など
市内のキーパーソンがずらり。

そして私を含め、チームメンバーの家族も
オブザーバーとして参加している人もいました。


緊張する中、プレゼンを終えると、
とても和やかな雰囲気に。
皆さんに『ソウカゾク~多世代交流の場~』の構想を知って頂けて、
とても嬉しく思いました。

また指導してくださった、
リノベーションまちづくりの講師・清水義次先生や
ビジネス・コンサルタントの宮本恭嗣さんにも
沢山の実践的アドバイスを頂きました。

是非、実現に向けて、
チームで取り組んで頂きたいと思います。

プレゼン最後に、今回の私達の家守チームの名称を聞かれました。
『「えだまま」・・です』と答えた私達。
まだ確定していたわけではない名前でしたが、
つい思いついて伝えてしまいました。

「えだまま」は枝豆とママをかけていて、
枝豆の中にある豆が、
まるで親子のように仲良く一緒にいる姿
をイメージしています。

今後『家守えだまま』は、
家守団体(会社)としても活動をしていきたく、
清水先生や宮本社長のアドバイスをもとに、
現在市の職員さんや事業オーナーさんとも相談しつつ、
計画を進めていきたいと思います。

そして私達には、
私達の三万円ビジネスの講師である
矢口真紀さんもついています!
女性起業を目指す、3ビズ仲間も沢山います!!
大変心強いです。

私達の子供達が大きくなっても
ずっと住んでいたいと思ってもらえる草加にもっとなれるように

まずは親である私達・母親が
自分達のワクワクを仕事にして、
キラキラ輝いていける空間を作っていきたいと思います!

そしてその波動が、地域の方々にも伝わり
市民がまるで家族のような『ソウカゾク』が増えたら嬉しいです♪

PS
まるで家族のような・・で思い出しました。
先日草加駅で買い物していたら小雨が降ってきました。
子供二人連れて小走りで駐車場へ向かおうとしたその時、
ある婦人に声をかけられました。
風邪を引くから少しの距離でも傘を使いなさい、
この傘をあげるから・・
と、傘をそっと渡してくれました。
こうした触れ合いって、心に染みます(T_T)
自分ができることでいいから、まちの人同士が思いやって生活していくこと。
その思いが大きくなると、
きっと更に素敵な街になるのかなー
なんて思った出来事でした♪

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